「階段を上ると膝が痛い」「下りで特にズキッとする」
こんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
整体院でも、膝痛の相談は多く寄せられますが、実は膝だけが原因ではなく、体の使い方や筋肉のバランスも大きく関わっています。
今回は、階段の上り下りで膝が痛くなる原因と、その対策についてお伝えします。
膝の仕組みと負担のかかり方
膝は「曲げ伸ばし」だけでなく、歩行や階段の動作を支える重要な関節です。
体重の3〜5倍の負荷がかかるといわれ、特に階段の昇降では大きなストレスが集中します。
階段で膝が痛くなる主な原因
太ももの筋肉のアンバランス
→ 大腿四頭筋やハムストリングスの働きが偏ると、膝に余計な負担がかかります。膝蓋骨(お皿)の動きの乱れ
→ 膝のお皿がスムーズに動かないと、階段の動作で痛みが出やすくなります。股関節や足首の硬さ
→ 動きの制限があると膝が代わりに負担を受けやすくなります。
膝の痛みを軽減するための工夫
手すりを活用し、膝の負担を分散させる
上りでは一歩ずつ丁寧に足を運ぶ
下りでは体をまっすぐ保ち、かかとから着地する
太ももやお尻の筋肉をストレッチして柔軟性を高める
まとめ|膝だけでなく全身を整えることが大切
階段の上り下りでの膝痛は、膝そのものだけでなく、周囲の筋肉や関節のバランスも関係しています。
セルフケアで和らげることも可能ですが、痛みが続く場合は姿勢や動作のチェックを行い、根本原因を整えることが必要です。
気になる方はぜひご相談ください。