先日参加した「神経障害セミナー」で、これまでの施術や体の見方が変わるような新しい発見がありました。
整体の現場では「筋肉や関節だけでなく、神経がどのように働いているか」を理解することで施術の精度が高まります。
今回は、セミナーで得た学びを整体師としての気づきと合わせてお伝えします。
神経障害とは?
神経障害とは、神経が圧迫されたり働きが弱まったりすることで、しびれや痛み、不快感が出る状態を指します。
「腰の神経が圧迫されると足にしびれが出る」ように、症状が出る場所と原因が離れているのが特徴です。
セミナーで学んだ新しい発見
セミナーで特に印象に残ったのは以下の点です。
神経は筋肉や姿勢の影響を大きく受ける
→ 神経の通り道が狭くなると、症状が出やすくなる。症状がある場所=原因ではない
→ しびれが足に出ても、原因は腰や骨盤周囲にあるケースが多い。動作分析と組み合わせると理解が深まる
→ 神経の走行を意識しながら動きを観察することで、施術の的が絞れる。
現場での活かし方
動作中に「どの神経が関わっているか」をイメージする
痛みの部位だけでなく、その神経が通る経路全体をチェックする
施術後の変化を「感覚の変化」としてお客様に伝える
この視点を取り入れることで、「今まで改善しづらかった症状」にも新しいアプローチが可能になります。
まとめ|学びを積み重ねて臨床に還元
神経障害について学んだことで、症状をより広い視点で考えることができるようになりました。
整体の現場では、筋肉・関節・神経をつなげて考えることが、より良い施術につながると実感しています。
これからも学びを積み重ね、お客様に還元していきたいと思います。