アナトミートレインを学んで筋膜の把握がしやすくなりましたが、それを実践する際に疑問が生じました。「どのように活用していけばいいのだろう?」ということです。

書籍では主に理論が中心であり、具体的な活用方法の記載はごくわずかでした(文章だけでの説明でした)。

例えば、背面のバックラインを施術すれば前屈が改善されるということはわかるのですが、全身に同じようにアプローチしてもあまり変化がないし、私はもっと問題の起こっている部位に施術すべきだと考えていたので、詳細な情報を求めてGoogleで検索し、情報発信している方を探しました。

YouTubeでいくつか検索して、各筋膜ラインの「押さえるべきポイント」と「施術方法」を教えている方を見つけ、ノートにまとめた後、実際に試してみました。

その方は「首の前屈が制限されている場合、ふくらはぎの筋肉を施術してみてください」と言っていました。実際に試してみると、首を触らずに施術するだけで、前屈がかなり楽になりました。

正直、最初は疑いながら行いましたし、施術も単純にほぐすだけでした。

しかし、効果が現れたので驚きました。それまでは首の痛みは直接首を施術して整える必要があると考えていましたから…。

これが全身に応用できると、以下のような利点が思いつきます

  • 「揉み返しリスクを減らせる」
  • 「原因を特定できる」

と考え情報発信している先生の元で学びたいと思ったんです。

先生のブログには過去にセミナーを行ったという記載がありますが、コロナ禍のため現在開催されているのか不明でした。しかし、2022年末に募集があったので、迷わず応募しました。

開催地は東京です…。