子育て中の腰痛予防法

「子どもを抱っこすると腰が痛い」「おむつ替えの姿勢がつらい」
育児中の腰痛は、多くのママ・パパが経験する悩みのひとつです。

整体院でも、出産後や子育て期の腰痛相談はとても多く見られます。
今回は、子育て中に腰を守るための姿勢と動きのコツを解説します。

なぜ子育て中は腰を痛めやすいのか?

子育て中の腰痛の多くは、以下のような動作や環境が関係しています。

  • 抱っこや授乳で前かがみ姿勢が続く

  • 片方の腰に体重をかけて抱っこするクセ

  • 寝不足や疲労で筋肉が緊張

  • 産後の骨盤の歪みや筋力低下

特に「前かがみ」と「片側への負担」が大きな要因になります。

抱っこで腰を守るコツ

  1. できるだけ体に近づけて抱く
     → 腰への負担が軽減されます。

  2. 片側ばかりで抱かない
     → 左右を交互にするだけでも体のバランスが保てます。

  3. 膝を曲げて抱き上げる
     → 腰を曲げるのではなく、脚を使って動く意識を持ちましょう。

おむつ替え・寝かしつけでの姿勢の工夫

  • 床よりも腰の高さに近い台を使う

  • 前かがみにならず、膝をついて作業する

  • 授乳中はクッションを活用して姿勢を支える

少しの高さ調整で腰への負担がぐっと軽くなります。

腰を守るストレッチとセルフケア

  • 背伸びストレッチで腰と背中の緊張をゆるめる

  • 太もも裏(ハムストリング)のストレッチで骨盤を安定

  • 深呼吸でリラックスし、自律神経のバランスを整える

まとめ

子育て中の腰痛は「無理をしているサイン」です。
体を痛める前に、動き方や姿勢を少し意識するだけで負担は減らせます。

整体では、産後の骨盤や姿勢のバランスを整えることで、より快適に育児ができるようサポートしています。