「全身を施術してほしい」とお伝えいただくことがあります。
こりほぐし・整体 IKOI~憩~では、そのご希望を伺ったうえで、施術前に姿勢や動きも見ています。全身へのご希望と、実際に動いたときの感じ方を合わせ、その日の施術をどう組み立てるか考えるためです。
姿勢や動きを見るのは、ご本人の感じ方を否定するためではありません。「全身」という言葉だけでは伝えきれないつらさや、気になる動きを、一緒に確かめる時間と考えています。
まず、全身へのご希望を伺います
全身を希望するときにも、特につらい場所があるのか、全体的な重さが気になるのか、どのような施術を受けたいのかは、言葉だけで決められません。
当院では、どこが気になるかだけでなく、施術で希望することも伺います。うまく場所を絞れない場合は、「全体的につらい」「どこから伝えればよいか分からない」というお話からで構いません。
「ここも気になる」「この場所は触れてほしくない」などのご希望も、身体を見たり施術を進めたりする際にお伝えください。
全体の感じ方と、動きごとの感じ方を合わせます
お話を伺ったあと、無理のない範囲で姿勢や動きを見ます。立ったときの位置や左右差を見るほか、首や肩、体幹などを動かしたときに、どこがどう気になるかも伺います。
たとえば、全体的な重さを感じている場合でも、動きを確かめる中で、右と左の感じ方や、動かす方向による違いに気づくことがあります。
このときは、「どこまで動くか」と「動いたときにどう感じるか」を分けてお聞きします。動かせていてもつらいのであれば、その感じ方も大切な情報です。
痛みを我慢して大きく動かしていただくことはありません。その日にできる範囲で動いていただき、難しい動きがあれば方法を調整します。
違いがあっても、自覚を間違いとは考えません
最初に伺ったつらさのイメージと、動いていただいたときの感じ方に違いがあっても、ご本人の感じ方が間違っていたとは考えません。
身体全体として感じている重さと、一つの動作で感じる張りや動かしにくさは、それぞれ伺いたいことです。お話を伺う中で気になる点が増えたときも、その内容を合わせて考えます。
また、姿勢の左右差や動きにくさだけで、「ここが原因」と決めることもありません。お話、姿勢、動きは、その日の施術の優先順位を考えるための材料にしています。
伺ったこと・見たことを、その日の施術へつなげます
全身を希望されても、最初からすべての部位へ同じ時間や刺激を配分すると決めているわけではありません。ご希望と、姿勢や動きを見てわかったことを合わせ、どこを優先するか、どのように進めるかを考えます。
施術する側の判断だけでご希望を置き去りにせず、わかったことをできるだけ分かりやすくお伝えしながら進めることを大切にしています。
施術中にも、触れられたときの感じ方や、気になることを伺います。「最初に伝えた場所とは別のところが気になる」「強さを変えてほしい」といったことも、遠慮なくお知らせください。
お話と説明を重ねながら、その日の状態に合わせて施術の方法や配分を調整します。

施術後も、動きと感じ方を確かめます
施術後は、気になっていた動きや感じ方をもう一度確かめます。できるだけ同じ条件で比べ、動かしやすさと、ご本人が感じるつらさの両方を伺います。
変化が乏しい場合は、同じ考えに固執せず、見る範囲や方法を考え直します。感じ方に変化があっても、それだけで特定の部位が原因だったとは決めません。
全身へのご希望も、細かな身体の感じ方も、施術を組み立てるための大切な情報です。気になることを伺いながら、姿勢、動き、施術への反応を合わせて考えていきます。
施術前に身体の状態を見る流れ全体については、整体でいきなり施術しない理由でも紹介しています。








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