胸を張っても猫背は良くなりません

猫背の方は胸を張るべきではありません

猫背を気にして、胸を張る姿勢に注意していませんか?

整体やマッサージに行って、「胸を張って良い姿勢を心がけてください」と言われた経験もあるかもしれませんね。

これは間違いではありませんが、一つ大切なことがあります。それが「反り腰」です。見た目では関係なさそうですが、実は重要なポイントになります。

反り腰が改善されないと、猫背の問題もなかなか解決できません。

その理由は、以下のようなメカニズムにあります。

・猫背の方が胸を張ろうとすると、同時に腰の部分が過度なカーブを描き、反り腰になることがあります。
・逆に、反り腰の人が猫背になっているケースも多いです。

したがって、反り腰を改善することが、結果的に猫背の改善に繋がります。

反り腰が整うと、身体の基盤である骨盤が正常な位置に戻り、腰の骨もしっかりと支えることができるようになります。これにより、上半身の「胸椎」と呼ばれる部分が滑らかになり、猫背も解消されていきます。

しかし、このポイントを知らずに単に胸を張っても、反り腰の問題は解決されず、猫背も改善されません。

反り腰が整った状態から胸を張る姿勢を意識すると、効果がより現れやすくなります。ただし、胸を張るのは簡単ではありません。

胸や腕の筋肉が硬くなり、巻き肩になっていることが多いです。こちらのストレッチも大切になってきます。

詳しいケア方法はご来店時にお伝えしています。また、ブログでも情報を共有できればと思っています。