反り腰・カラダを反らせると腰が痛む

反り腰・カラダを反らせると腰が痛む

前回は前かがみになった時の腰の痛みについて書きました。

今回は「カラダを反らした時に腰が痛い」と「反り腰」についてです。

反り腰や反らした時に腰が痛むのは、前回の「ふくらはぎ」の問題ではなくて、

・太ももの前側の筋肉

・骨盤の奥にある筋肉

・腰の背面側の筋肉

の筋肉が過度に収縮して骨盤を歪ませていることによります。

以前も書いたのですが、自分自身アウトプットとして書いていきます。

・太ももの前面の筋肉

・大腿四頭筋(大腿直筋)

・大腿筋膜張筋

・縫工筋

・骨盤の奥にある筋肉

・大腰筋

・腰の背中側の筋肉

・脊柱起立筋

・腰方形筋

全てではないですが、これらが単独、または複数の筋肉が収縮が行われると骨盤が前に傾きます。

骨盤が前に傾くことにより、腰の関節(椎間関節)の重なりが深く、遊びがないため、
腰を反らした時に関節が圧迫を受けやすく痛みが生じやすくなります。

また、骨盤が前傾することにより、おなかがポッコリとした状態にもなりやすいです。

カイロプラクティックの矯正などではこの関節を開かせて改善させますが、
私は、前述の筋肉を緩めていくことにより改善を図ります。

ちなみに骨盤の前傾の角度は正常がありまして、下図の線の角度が12度の場合は正常となります。

この角度が12度より上か下で前傾か後傾を判断して、動作チェックにて腰の痛む場所を調べていきます。

収縮箇所を特定して筋肉をほぐし、ストレッチ加えながら施術していきます。
施術後、動作確認して可動域が増えているか確認していきます。

反り腰は歩幅が狭い方や、スポーツでの筋肉の使い方、ヒールを履くことが多いなど
生活習慣で引き起こされます。
長期化すると腰痛が強くなり、仰向けで寝ると痛むなど睡眠も安心してできなくなります。

施術も大切ですが、ご自宅でのストレッチも重要になります。

代表的なのは大腿四頭筋のストレッチですね。
反り腰が強い方はカカトがお尻に付けるのが困難かと思います。

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今日もありがとうございました。